2022年の補選で初当選、翌年8月の本選挙で再選し現在2期目。1957年生まれで、小学校の教員として働き、豊かな自然が残る埼玉県比企地域で複数計画される自然破壊、地形改変を伴う大規模太陽光発電施設建設に対し、自然やそこに暮らす人の生活を守るため、「比企の太陽光発電を考える会」でも活動している。
「自分たちの町は自分たちで創る」をモットーに、①自然を守る、②子育てサポートの充実、③シニアライフをサポートする立場で町政参加をしている。
町の重要施策は、担当課を中心に作成し、素案の段階でパブリックコメントを行って決定する。パブコメに上がった意見や作成前にとったアンケートの意向も一応、反映させてはいる。しかし、施策を実行に移すと、住民の思いや願いとの乖離が見受けられる。
町がある程度のプランをもって臨むことは必要としても、関心のある住民やランダムに選んだ住民を入れて協議会を設け、共にプランを練り上げていくことが必要ではないか。
財政面や法的な条件を示しながら進めれば、住民も同じ土俵に立てるはず。当町(人口2万7千人)のように小さな町であれば、専門家にも入ってもらうことで妥当なプランになると考える。
こうして時間をかけて練ったプランは、住民の切実な思いや願いを少しでも解決、前進させるに違いない。
現に人口1万3千人の岡山県美咲町は、「柔軟に変革できる行政組織」を構築し、住民との協働を進めている。人口減少で行政だけではやりきれないという実情もある。
また東京都杉並区では、区立施設再編計画について丁寧な検証作業を行い、それを住民にフィードバックして話し合いを重ね結論に導いた。職員と住民が正に双方向で考え、答えのない課題に時間をかけ対話を重ねながら答えを見出している。
当町でも、検討が始まる公共施設の再編や跡地利用、新築する新給食センターのコンセプト、子ども計画の策定等、住民と共に考えるべき課題がある。
残念ながら、町にはゼロベースから住民と共にという発想はない。「住民を入れると理想ばかり追い求め収拾がつかなくなる」というのである。住民から集めた税金が原資だというのに、本末転倒に思えてならない。